四聖獣史
第七章- 守るべきもの

原作&著作:HELLO
「武生!」

「うん!」

『地甲守(ジコス)!』

土で出来た、甲羅のようなものが現れ、子瑠須に攻撃を始めた。

「ぐ・・・きかんわぁ!!」

とは、言いつつも、少しはダメージを受けていた。

「もういっちょ!武生!」

『土界風(じかいふう)!』

砂が吹き荒れる。しかし、その風は、子瑠須のまわりにしか起こっていない

「くおおぉぉぉぉ!!!邪龍様ぁぁぁぁ!!!」

子瑠須はきえた。そして、あのネズミも消えていった。

玄武村は何とか救われたのだった。

「やったぞ!救世主様がやりおったわ!!」

村中から歓声が上がる。

しかし、村は子瑠須の攻撃によって、荒れ果てている。

「ひどい・・・」

「村が・・・」

村人たちは、愕然とした。

「村は何とかなる!わしらが無事だっただけでもよかったではないかさあ!これから忙しくなるぞ!!」

「俺らも手伝うぜ!」

「よくやったな!武生!」

「良かった・・・ホントに良かった・・・」

「あの子瑠須とか言う奴が言っていた”邪龍”っていったい何なのかしら・・・」

――邪獣帝国――

「子瑠須が死んだだと!?」

「あれほどの男がか?!」

「いったい誰が・・・」

邪獣帝国は騒がしくなっていた。

「静まれ―」

「はっ!邪龍様!」

「子瑠須はよい・・・次の計画は?― 丑時(ちゅうじ)」

「はっ!邪龍様、もう実行中でございます―」

「そうか・・・行け!我が下部たちよ!世界を我が手に!!」

「はっ!!」

邪獣帝国の世界征服計画は・・・まだ始まったばかりだった・・・
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あとがきメッセージ + キャラクター紹介!!――
 すみません!!家を増築中で、荷物を早く運べっていうから、
 戦闘シーンが短いです!!失礼しました!!
 ということで、しばらく小説投稿が出来なくなるかもしれません・・・
 こんなくだらない小説をお待ちのみなさま、申し訳ございません!
 次回はホントに気長にお待ちください・・・(汗)
投稿:2002/10/24 18:58   公開:2002/10/24 22:0
編集後記――
 邪獣帝国の親分らしき人物が・・・続きが楽しみです ^ ^
 ・・・ぞ、増築?
     by 由永 2002/10/24