四聖獣史
第六章- 襲いかかる邪獣たち

原作&著作:HELLO
「フフフ・・・」

謎の人物が玄武村を見て笑っている。

「この村を―世界を―手に入れてくれるわ」

男は高らかに笑っている。

――長老の家――

「あふ・・・おはよ・・・」

「おはよう、たっちゃん」

長老の家に泊まった模様

「よく眠れたかな?」

「おかげさまで」

「礼などいらんよ。救世主様を泊めたのだから」

「おはよ・・・ZZZzzz........」

また寝だす虎太郎。

『ドーン!!!』

しかし、眠気を吹き飛・・・村を吹き飛ばすほどの大きな音がした。

「!? なんだぁ!?」

「フハハハハハ」

村を見て高笑いしていたあの男が、先日倒したネズミを大量に引き連れ、玄武村を攻撃していた。

「お、お前は誰だ!!」

「フ・・・私は邪獣帝国の十二使、子瑠須(ネルス)様だ!」

「じゃ、邪獣帝国だってぇ!?」

「ま、まさか、こんなにもの大量のネズミを・・・村が、村が・・・」

「ハハハハ!見ろ!絶望しろ!この世界に必要なのは絶大なる闇!我が邪獣帝国帝王王様邪・・・っ痛!」

「当たった!」

「ガキがぁ〜。私に石などぶつけおって・・・!ゆるさん!」

「うるせえ!次々に物を壊して楽しむおまえらに許してもらう気はねえよ!」

「物を壊して楽しむ?楽しいに決まっているだろう!そして、すべてが闇に包まれる!最高の世界ではないか。」

『ドガッ!』

「フハハハ!小僧、また壊れたぞ!何て愉快なんだろうなぁ!」

「やめ・・・」

龍彦の言葉を武生が遮った。

「それ以上、村に被害を与えるなぁ!この世に壊していい物なんて無いんだよぉ!」

「ほう・・・こんなくだらん無駄な世界を壊してはいけない?笑わせてくれるわぁ!」

子瑠須の攻撃が再び始まる。

「やめろぉ!!!」

『ビカァ!!』

武生の腕輪が光りだす。

「!? 小僧、まさか・・・」

「これなら、この村を―世界を―守れる!」
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あとがきメッセージ + キャラクター紹介!!――
 敵襲来です。玄武村は1/3ほど崩壊しております(ぇ
 武生覚醒!今回は何だか書いてて恥ずかしかったです。
 何だか、今回は雀さんが出てきていません。彼女は目立たないキャラです。
 無口ですから。
 多分、この小説には書かれていなくてもちゃんといますよ。ええ、多分。
 次回は、武生が活躍します(多分)最近良い案が浮かばないんで・・・
 と、とりあえず、次回を気長に待っていてください!
投稿:2002/10/24 19:21   公開:2002/10/24 00:16
編集後記――
 これと一緒にHELLO様、4人のイラストを乗せてくださいました。
 Flashでご覧になれます。是非ご覧ください。

 さぁ、この村を―世界を―守れる!・・・終わっちゃいました。
 続きが気になりますね。  ・・・1/3もすでに・・・。(笑
     by 由永 2002/10/24