四聖獣史
第四章- 秘めし力

原作&著作:HELLO
「じいさん!?」

老人は動かない――

「返事してくれよぉ!!

泣きじゃくる虎太郎。」

「う・・・う・・・」

老人はかすかに動いたのだった。

「じいさん!!」

「何とか防げたようじゃ・・な・・・」

老人は生きていた。しかし、かなりのダメージを負っているようだった。

「う・・わしゃもうだめじゃ・・・おぬしらだけでも逃げよ」

「そんな・・・」

「ぐ〜・・・そんなことできるかぁ!!」

龍彦が叫ぶ。

そのとき――

『ヴヴン…』

「「「「!?」」」」

突如、龍彦の腕輪が光りだしたのだ。

「!? ま、まさかおぬしら・・・!!」

「な、なんだか知らねえけど、あいつをやっつけられるような気がする!!」

「ウオオオオオオ!!!」

『水龍拳!!!』

龍彦の腕輪から、水が大量に出、龍の形になった。

『キ、キー!?』

ネズミに直撃した。勿論、ネズミは一瞬で消え去った――

「お、おぬしら・・・」

「たっちゃん!!」

「ネズミをやっつけたー!!」

「何だったのかしら・・・」

「え?・・・今のは・・・」

龍彦地震、何が起こったかわかっていないようだった。

「お、おぬし、青龍の選ばれし者か!?」

「知ってるも何も、この世界を守っている四聖獣を知らんやつがおるか!!」

「「「「!?」」」」

「この世界を、守っている?」

「そうじゃ」

龍彦たちは、瞬時にいろんな質問が出てきた。

この世界はなんなのか――今出てきた技は何なのか――そしてさっきのネズミは何なのか――
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あとがきメッセージ + キャラクター紹介!!――
 技発動です。敵キャラ考えるのも楽しいですが、技を考えるのも楽しいです。
 老人が鍵になるとか言っておきながら、結局載せられませんでした(汗
 次回こそ、出てくるはずなんで!絶対!保証しますから!
 出てこなかったらどうしましょう・・・
 というわけで、次回をお楽しみに♪
投稿:2002/10/20 18:12   公開:2002/10/20 20:10
編集後記――
 四聖獣史、第四話「秘めし力」。おじいさんは無事でした。
 この小説、アニメになるんじゃないかというように面白い題材を使ってるんですね。
 私は四聖獣について調べてみました。四つの方角につく神のような存在、
 風水の世界なんですね。しかし、聖獣はあと1(STOP!!
     by 由永 2002/10/20